6月20日、今日は特別な日。
終わりと始まりの、
夜が開ける一歩手前のような
1番静かな日。
特別な日には、会って繋がりたい人たちがいました。
特別な日には、特別な場所に行って
特別な時間を過ごしたいと思っていました。
だけど、
私はいま
私の場所に、ひとり静かに立っています。
家の目の前の海に立ち、静かに昇る朝日の前で、
自分の中心に自分自身の祈りを立てています。
声というのは、ずっと
誰かに向かって放つものだと思っていました。
だけど本当は、声というのは
誰かじゃなく自分の中に放ち、
自分の中に響く振動や湧き起こる感動が
人に伝わって届いていくものなのだと思うようになりました。
自分の中の感動、自分の中の信念が
伝わって、共鳴して、誰かの心に届いていく。
それが本当に
自分の声が誰かに届くということなのだとしたら、
私の中に響く、ひとり静かに立てた今日の祈りは、
きっといつか誰かの心に届いていく。
今すぐ たくさんの人に、じゃなくて、
この振動が伝わる人に。
共鳴するものに。
本当に届くひとたちに。
自分の真ん中の豊かさを育むこと。
自分の源から生きること。
そこに出会えた深い喜びが
少しずつ波となって、
いつか誰かに届きますように。